国際共同研究の打ち合わせ

【2026年5月12日】

タイのチェンマイ大学医学部(Chiang Mai University , Faculty of Medicine)のTaychaworaditsaku博士、ならびにワライラック大学医学部(Walailak University, School of Medicine)のSaiyasit博士が、当教室との共同研究「タイ原産植物由来のポリフェノール類による前立腺癌制御に関する研究」の打ち合わせのため、5月12日に来学されました。本研究のさらなる進展と、今後の国際共同研究の発展が期待されます。

第115回日本病理学会 学術奨励賞受賞

【受賞年月日:2026年4月16日】

令和8年4月16日〜18日に札幌で開催された第115回日本病理学会総会において、講師の加藤寛之先生が発表した「動物モデルを基盤とした膵発癌機構の解明と臨床応用を見据えたトランスレーショナル研究」が厳正なる審査の結果、学術奨励賞を受賞しました。

令和7年度医学研究科課程博士優秀論文賞受賞

令和7年度の大学院博士課程における発表論文の中で、当教室Kuang Xiaochen発表の「Hepatic stellate cell inhibition by angiotensin II receptor blocker mitigates liver injury and fibrosis via NF-kB-galectin-3 suppression in a rat non-alcoholic steatohepatitis model. Arch Toxicol, 99:3393-3412, 2025.」が医学研究科において優秀論文賞を受賞しました。

国際毒性病理専門家協会(IATP) The Charles Capen Trainee Award受賞

【担当:大学院生 Omnia Hosny Mohamed Ahmed / 受賞年月日:2026年1月23日】

令和8年1月22日〜23日に名古屋で開催された第42回日本毒性病理学会総会及び学術集会において、大学院生のOmnia Hosny Mohamed Ahmedさんが発表した口演演題「Comparative analysis of early pulmonary gene expression changes induced by carbon nanotubes and a chemical carcinogen in rats」が厳正なる審査の結果、IATP The Charles Capen Trainee Award受賞となりました。

第42回日本毒性病理学会総会及び学術集会

【開催日:2026年1月22日〜23日】

令和8年1月22日(木)・23日(金)の2日間にわたり、「第42回日本毒性病理学会総会及び学術集会」を、ウインクあいち(愛知県産業労働センター)にて開催いたしました。本学術集会は、当教室教授の高橋 智が大会長を務め、「持続可能な社会と健康:毒性病理学を活用した生体応答の解明と環境リスク評価」を大会テーマとして企画されました。
学術集会に先立つ1月21日(水)には、第7回日中合同教育セミナー、第38回スライドカンファレンスならびに毒性病理学専門家認定試験の試験問題解説会を開催し、教育・人材育成の観点からも充実したプログラムが展開されました。
学術集会初日には、「NAMsと毒性病理学:次世代評価法の可能性」および「バーチャル対照群は毒性病理評価に利用できるか?」の2つのシンポジウムを企画し、次世代の毒性評価法を見据えた活発な議論が行われました。2日目には、「毒性病理学と記号接地問題―病理が『わかる』、所見が『読める』とはどういうことか」をテーマとしたシンポジウムを開催し、認知科学的視点から病理判読の本質に迫る意欲的な討論が行われました。
特別講演として、東京大学医科学研究所の中西 真先生より老化細胞研究の最前線について、また神戸アイセンター病院の万代 道子先生よりオルガノイド移植による網膜再生医療についてご講演を賜りました。さらに、IATPセミナーでは、米国NIEHSのArun R. Pandiri先生より、発がん性試験の代替法に関する最新の知見をご紹介いただきました。
大寒波の到来により全国的に厳しい天候となりましたが、会場では終始活発な討議と意見交換が行われ、毒性病理学の将来を見据えた熱のこもった議論が展開されました。2日間を通じて約620名の参加者を迎え、本学術集会は盛会裡に終了いたしました。

プレスリリース(2025年12月8日掲載)

【担当:准教授 内木 綾・髙橋 智 / プレスリリース掲載日:2025年12月8日】

実験病態病理学分野の内木綾准教授、髙橋智教授、消化器・代謝内科学分野の河村逸外医師・大学院生、藤原圭准教授らの研究グループは、心不全・高血圧の治療薬として用いられているアンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬(ARNI)である「サクビトリル/バルサルタン(Sac/Val)」が、進行性の肝臓病であるMASH(代謝機能障害関連脂肪肝炎)の進行と発がんを抑制することを実証し、その成果は国際科学雑誌「Hepatology Research(ヘパトロジー・リサーチ)」電子版に掲載されました(英国時間12月8日午前0時に掲載)。






がん予防学術大会2025名古屋

【開催日:2025年9月12日〜13日】

令和7年9月12日・13日の2日間にわたり、「第32回日本がん予防学会」と「第48回日本がん疫学・分子疫学研究会」の合同学術集会を「がん予防学術集会2025名古屋」と題し、名古屋市立大学桜山キャンパスにて開催しました。大会テーマは「環境と遺伝の融合で切り拓くがん疫学・予防研究」とし、日本がん予防学会から高橋智教授、日本がん疫学・分子疫学研究会から東京大学大学院大学新領域創成科学研究科の松田浩一教授が大会長を務めました。
プログラムでは、若手研究者や学生の参画を促す教育セミナーのほか、「がん対策に資するエビデンス構築に向けて」「動物モデルから得られた貴重な知見」、そして大会テーマを冠した合同シンポジウムなど3つの特色あるシンポジウムを実施しました。教育研修講演では、植松智先生(大阪公立大学)より疾患における腸内細菌叢機能の解析について、康永秀生先生(東京大学)より医療ビッグデータを活用した臨床研究についてご講演いただきました。さらに基調講演では、牛島俊和先生(星薬科大学)から、未病状態におけるDNA異常を指標としたがん予防研究に関するご講演を賜りました。
大会2日目終了後には、がん予防エキスパート制度に基づく認定セミナーを開催し、研究と実践を繋ぐ場を提供しました。2日間を通じて150名ほどの研究者が参加され、盛会裡に終了しました。