【開催日:2026年8月25日〜27日】
【コメント】
令和8年8月25日(火)から27日(木)の3日間、「第39回発癌病理研究会」を下呂温泉、水明館 (岐阜県下呂市) にて開催いたしました。本研究会では、当教室教授の高橋智が世話人を務めました。
発癌病理研究会は、当教室の3代目教授である伊東信行先生の時代に始まった、若手研究者を対象とするリトリート(日本癌学会での口頭発表に向けたリハーサル)をその源流としています。その後、国立がんセンター総長を務められた杉村隆先生をはじめ、多くの研究者の先生方が加わることで発展を遂げ、現在に至っています。
本研究会の大きな特色は、発癌研究と病理学を軸とした自由闊達な討論と、そこで培われた知識や経験を次世代の研究者へ継承していくことにあります。この精神は研究会発足以来、脈々と受け継がれてきました。
第39回研究会では、こうした研究会の原点を改めて振り返り、次世代への継承を考える特別企画として、「感謝と継承―発癌病理の原点と未来―」を開催しました。当教室OBであり、長年にわたり発癌病理学の発展を牽引してこられた福島昭治先生に座長をお務めいただき、これまで本研究会を支えてこられた先生方とともに、その歩みを振り返りながら、次世代に何を伝え、これからどのような未来を築いていくべきかについて、活発な意見交換が行われました。また、同じく当教室OBであり、日本の発癌研究を長年にわたりリードしてこられた津田洋幸先生には、特別講演をご講演いただきました。会期中は、若手から経験豊富な研究者まで世代を超えて活発な討議と意見交換が行われ、発癌病理学研究の現在と未来を見据えた熱意あふれる議論が繰り広げられました。
全国から66名の研究者が参加し、第39回発癌病理研究会は盛会裡に終了いたしました。今回の研究会が、これまで築かれてきた発癌病理研究の伝統を次世代へとつなぎ、新たな研究の発展に機会となったことを願っています。

