International Cancer Symposium 2026 に招待されました

【担当:准教授 内木綾 / シンポジウム開催日:2026年8月30日~9月2日】

2026年8月30日から9月2日に韓国坡州市で開催された 「International Cancer Symposium 2026 」に、内木 綾准教授が Invited Pathologist として参加しました。本シンポジウムは、日本と韓国のがん研究者が集まり、プロテオミクスをはじめとする最新の解析技術や、がん研究における国際共同研究の可能性について議論することを目的として開催されました。
内木准教授は「From Experimental Pathology to Clinically Annotated FFPE Resources: Translational Opportunities in Urologic Cancer Proteomics」と題して講演し、これまで取り組んできた前立腺がんの実験病理学的研究から臨床研究への展開を紹介するとともに、前立腺がん、尿路上皮がん、精巣胚細胞腫瘍における臨床情報の付随したFFPE検体を活用した研究の可能性について発表しました。会期中には、日本および韓国の研究者との活発な意見交換が行われ、特に尿路上皮がんやEnfortumab vedotin(EV)治療に関連した研究、FFPE検体を用いたプロテオミクス解析など、今後の共同研究につながる議論も行われました。また、学術交流に加えて非武装地帯(Demilitarized Zone:DMZ)の視察やソウル市内での文化交流の機会も設けられ、国立中央博物館や昌徳宮などを訪問しました。数日間にわたり日韓の研究者と交流する大変貴重な機会となり、新たな研究ネットワークを構築することができました。今後も、実験病理学、診断病理学および臨床研究をつなぐ研究を基盤として、国内外の研究者との連携をさらに発展させてまいります。