教員一覧

教授
髙橋 智
Professor and Chairman Satoru Takahashi, M.D., Ph.D.

主な研究テーマ
・前立腺癌の化学予防
・前立腺癌における去勢抵抗性獲得メカニズムの解析
・ヘテロサイクリックアミンの発癌メカニズムの解析
・発癌修飾要因の解析(胃、大腸、肝、腎)
・環境化学物質の中期発癌試験法の開発
・乳癌の予後に関わる要因の解析
所属学会・審議会
・日本癌学会(評議員、Cancer Science編集委員)
・日本病理学会(評議員、病理専門医、病理専門医研修指導医、Pathology International編集委員)
・日本毒性病理学会(理事、評議員、毒性病理学専門家、J Toxicol Pathol編集委員)
・日本がん予防学会(評議員)
・日本臨床細胞学会(細胞診専門医、教育研修指導医)
・日本毒性学会
・日本食品化学学会(理事)
・米国癌学会
・内閣府食品安全委員会・添加物専門調査会専門委員
・独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)・GLP評価委員会委員
メッセージ〜大学院進学を目指す方へ〜
実験病理学のみならず外科病理学専攻を目指す人にとっても快適な環境を有する教室です。教室員として所属する時点で、自分が研究向きなのかそれとも診断学の方が合っているのかわからないと思いますが、教室に入ってから、将来の方向性を決めても遅くはありません。また、「やはり病理は向いていないな」、と思われる方は臨床に移る事も可能です(せっかくですから学位を取得してから移る事をお勧めします)。まずは、病理学の世界に飛び込んで実体験してみてはどうでしょうか?

教授(名古屋市立大学医学部附属東部医療センター病理診断科部長)
稲熊 真悟
Professor Shingo Inaguma, M.D., Ph.D.

主な研究テーマ
・膵臓癌におけるヘッジホッグ系転写因子の機能解析
・大腸癌、悪性胸膜中皮腫における免疫関連分子の発現とその機能解析 
所属学会
・日本病理学会(評議員、病理専門医、病理専門医研修指導医)
・日本臨床細胞学会(細胞診専門医)
・日本癌学会
・米国癌学会
メッセージ〜大学院進学を目指す方へ〜
外科病理検体を用いた病理統計学的解析と、培養細胞・動物モデルを用いた分子病理学的解析とを組み合わせ、消化器系腫瘍・悪性胸膜中皮腫の発生・進展、免疫逃避メカニズムを明らかにすることを目指しています。留学先の研究室(Dr. Markku Miettinen、米国国立がん研究所/米国国立衛生研究所)との共同研究も精力的に行っています。 (https://researchmap.jp/s_inaguma/

准教授
内木 綾
Associate Professor Aya Naiki-Ito, M.D., Ph.D.

主な研究テーマ
・Connexin (Cx)32およびCx43遺伝子による肝細胞死および発がん制御機構の解析
・加齢によるCx32/Cx26タンパク発現の変化と肝発がん性への影響
・酸化ストレス応答遺伝子による前立腺癌、肝癌増殖機構の解明
所属学会
・日本病理学会(評議員、病理専門医、病理専門医研修指導医、分子病理専門医)
・日本臨床細胞学会(細胞診専門医)
・日本癌学会(評議員)
・日本毒性病理学会(評議員)
・日本がん予防学会(評議員・認定がん予防エキスパート)
・内閣府食品安全委員会・動物医薬品専門調査会専門委員
メッセージ〜大学院進学を目指す方へ〜
若手からベテランまでユニークな研究者、技術スタッフおよび若い学生さんたちから構成される病理学研究室です。年齢や立場の垣根がほとんどなく、皆で知識を共有することで、より正確な実験の実施や考察を行っていこうという姿勢があると思います。私自身は、細胞のがん化を抑制する機構の一つとして、ギャップ結合を介する細胞間物質交換機能に着目した研究に取り組んでおり、癌の予防や治療法の開発に役立つよう努めていきたいと思います。

講師
加藤 寛之
Assistant Professor Hiroyuki Kato, M.D., Ph.D.

主な研究テーマ
・細胞間連絡能の肝発癌感受性への影響
所属学会
・日本病理学会(病理専門医、分子病理専門医)
・日本癌学会
・日本毒性病理学会
・日本臨床細胞学会(細胞診専門医)
メッセージ
先生方に優しく教えて頂きながら、若手研究員としても若手病理医としても欲張って成長していきたいと思います。

助教
小村 理行
Assistant Professor Masayuki Komura, M.D., Ph.D.

主な研究テーマ
・前立腺癌の化学予防
・去勢抵抗性前立腺癌の免疫回避機構
所属学会
・日本病理学会(病理専門医)
・日本臨床細胞学会(細胞診専門医)
・日本癌学会
・日本毒性病理学会
メッセージ
病理学的な視点に立って癌を含めさまざまな病気や病態についての理解を深め、さらに治療法の開発へと発展させられるような研究をしたいと思っています。